ポスター表現はデリケートに
社会ニュース : <観光ポスター>「年増女」表現に苦情で廃棄 三重

これは、公の場に出すものである以上、こういう反応を考えずに文章を選択した三重県観光連盟のミスですね。だって…:
「松阪の牛肉が丹精をこめて飼育された処女なら、こちらの伊賀牛はこってりとあぶらが乗った年増女である」
…これだけ読んだら、そりゃ侮蔑だと言われても当然ですよ。

日本文藝家協会の著作権管理部長の≪「池波作品の独特の表現の中で、2語だけを取り上げられても……」≫という発言が、焦点を呆けさせてますね…これを記事の最後に持ってきてるのが、なんか読者の意思を誘導しようという企みを感じます(考えすぎであってほしい)。
この一文で重要な単語はその2語なんだから、それ以外に取り上げるものはないでしょう。そして世の中全員が池波作品に精通しているわけではないし、処女とか年増女とかいう言葉で女性を区切ること自体が侮辱だと感じる人もいるでしょう。

以前読んだ「封印作品の謎」という本の最終章で、三鷹市水道局のポスター(「サムスピのナコルル」だの「エヴァ」だのをポスターに使って話題となった)を担当していた方のインタビューが出ているのですが、そこで担当氏は「ポスターの素材の選択は慎重に注意して行なった」といったことをおっしゃってます。その慎重さがなければ公共宣伝は騒動を巻き起こしてしまうんだという実例を、この事件で感じました。
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by dummyxj-si | 2005-03-12 23:25 | ニュースに的外れ


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